企業の成長に欠かせないZ世代の特長を知って人材育成に役立てる

企業カルチャー

4月に入社した新入社員と研修やOJTでと接する時、どのように接したらよいか悩んでしまうマネージャー層も多いのではないでしょうか。

近年社会にではじめたこの世代はZ世代と呼ばれ、物心ついたときからスマートフォンなどネット通信のできるデジタルデバイスを使用してコミュニケーションをとることが一般的な世代です。
今後企業にとってこのZ世代の人材育成が大きな鍵になります。
今回は、このZ世代の特長を見ていきましょう。

なぜZ世代の育成が企業を成長させるのか

Z世代とは、日本では1996年~2015年の間に生まれた世代を指し、今後20年後にはZ世代は27歳~46歳となり社会の核になります。
近い将来だと、2025年にはひと世代前のミレニアル世代と合わせて、労働力の半数を占めることになります。
そういったことから、このZ世代の人材を育成することが企業の成長にとって重要になることは必須です。

Z世代の仕事に対する価値観 Z世代を成長させる上で、Z世代の仕事に対する価値観を見ていきましょう。 楽しく働きたい

マイナビが調査した「2020年卒マイナビ大学生就職意識調査」では、就職観について「楽しく働きたい」が最多で34.8%(対前年1.0pt減)となっています。
一方「行きたくない会社」は、「ノルマのきつそうな会社」という結果がでています。

社会貢献をやりがいに感じる

東日本大震災や新型コロナウィルス感染症の影響による社会危機を実感していることから、社会に役立つ仕事がしたいと考える人が多くいます。
また、それだけではなくインターネットで世界中のニュースを知ることができるため、環境問題や貧困など社会問題への関心が高いことも理由としてあげられます。

安定している会社で働きたい

どの世代にも重要視されていますが、リーマンショックなどの不況や近年の新型コロナウイルス感染症の影響によって、この傾向が強くあるようです。

ワークライフバランスを重視

Z世代は仕事と私生活の充実のバランスを大切にします。
プライベートの時間を大切にしたいことから、在宅ワークやリモートワーク、フレックスタイム制度があるなど、柔軟かつ多様な働き方を望みます。
プライベートの充実のため「休暇を取得しやすい」ことも重要視されています。

転職に対して否定的ではない

ネット上では様々な情報があり、求人情報も例外ではありません。
新卒学生や若手の社員を募集している企業も少なくないので、転職も簡単にできると考えています。
実際にSNSでは他社の環境や雰囲気が簡単に閲覧できることから、「このままこの会社にいてもよいのか」「もっとよい会社があるのではないか」と感じると、転職を考え始めるようになります。

公平性と平等性を求める

様々な情報を得られる環境で成長しているため、公開されない情報に不安や不満を抱きます。
例えば人事評価など、情報が公開されない場合は、公平性にかけているのではないかと感じがちです。
業績などの情報も可能な限り公開したほうがZ世代には安心の材料となるでしょう。

業務の効率化

可能なことはデジタルで処理することが当たり前なので、効率の悪いことを「無駄」と感じます。
効率的であることに好感を持ち、仕事も生活を効率的に豊かにしたいと考えます。

Z世代とのコミュニケーション方法

Z世代の傾向を見てきましたが、あくまで「傾向」であり、個々にあてはまらない場合も多くあります。
特にZ世代は多様な価値観の中で成長しているので、「自分らしくあること」は当たり前だと感じています。
マネージャー層は個々の能力を引き出すためには、個性を理解しどのような指示の出し方や環境がよいか見極めることが大切です。
そのため定期的に1on1ミーティングを行うなどして、双方間のコミュニケーションを適切に取る機会を作ることが必須になってきます。

まとめ

世代が変われば、価値観も変化して当然です。
マネージャー層は、Z世代の価値観を否定せず企業の一員として成長を促すことが必要になります。
「こうあるべき」から「こういう考え方もある」と、柔軟に対応していくことが社会の変化に対応できる企業に繋がるのではないでしょうか。