OKR (Objective and Key Result:目標と主な結果)
OKRとは「Objective and Key Result(目標と主な結果)」の略で、組織とその構成員の「目標」と「結果」を明確にすることで、目標達成や組織内のコミュニケーションを効率化する仕組みのことです。グーグル社をはじめ、数多くのグローバル企業が採用している業績管理手法のひとつです。OKRの運用は、「1.目標を設定する」「2.主な結果を設定する」「3.組織の構成員全員で、設定した目標と主な結果を共有する」「4.組織の構成員全員で定期的にコミュニケーションをとり、お互いの進捗を確認する」「5.設定したすべての目標と主な結果の達成度を数値化し、成果を測定する」という手順で行われます。目標と結果を明確化し共有することで組織全体の方向性が定まり、構成員間で綿密なコミュニケーションをとることで精度の高い進捗確認がとれ、組織及びその構成員が「今、何が問題か」「次に何をやるべきか」が鮮明に把握できるというメリットがあります。組織を構成している構成員を個別に活動させるのではなく、組織全体を一人の人間のように動かすことで無駄な稼働がなくなるため、企業などがより高い目標を達成するための管理手法とされています。